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蛮幽鬼(ばんゆうき) 完成披露試写会

蛮幽鬼(ばんゆうき) 完成披露試写会_e0023247_21285418.jpg劇団☆新感線・いのうえ歌舞伎
ゲキ×シネ
蛮幽鬼

 復讐が、
 その男の
 すべてだった



2010.7.25 SUN
スペースFS汐留

☆2010年10月2日公開



*完成披露舞台挨拶*
登壇者:上川隆也 稲森いずみ 早乙女太一 中島かずき


【作】中島かずき
【演出】いのうえひでのり

【CAST】
上川隆也 稲森いずみ 早乙女太一 堺 雅人
橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと 山内圭哉 山本亨 千葉哲也

【STORY】
遠い昔、大陸の東にある島国・鳳来ほうらいの国にまつわる物語。
無実の罪で監獄島に幽閉された伊達土門だてのどもん。10年の歳月が流れてもなお、
濡れ衣を着せた者たちへの復讐を生きる糧にしている。
監獄島の奥深くに捕らえられていたサジと名乗る男の力を得て脱獄し、
復讐への道を着実に歩む土門の前に立ちはだかったのは、かつて将来を
誓った女、美古都みことだった。

土門の復讐は果たされるのか――
サジと名乗る男は一体何者なのか――
美古都の心の奥底に秘めた想いとは――




 
*

すごい競争率だったらしい完成披露試写会、行ってまいりました♪

舞台挨拶の模様は、最近覚えたやり方で、時間をかけず楽チンに・・・(ぉい?)
なんか、すごかった。
報道陣の数も多くて、ビックリ。
席が足りなくて、通路でメモったり、写真撮ってる人もいたくらい。

登場した時の印象。
上川さん、カッコイイ。稲森さん、キレイ。早乙女さん、キレイ。(・・・ん?)
中島さん、やさしそう。

印象に残った話。
“上川先輩”の汗がすごかったって話(笑)
「大好きな殺陣を死ぬほどやらせてもらった」っていう早乙女さん。

それにしても・・・
「さすが早乙女太一!美しいなー。」って、第一印象だったんだけど。
舞台挨拶中、上川さんとかが面白い話をして、みんなが笑顔になってる時も
一人だけ表情が変わらないのね。いつもあんなにクールなのかしら?
笑顔も見てみたかったなぁ。

以下のリンク先に、舞台挨拶の模様が載ってます♪(←最近覚えたやり方)
シネマトゥデイ
シネマカフェ
映画.com
オリコン


*

本編上映。
途中、15分の休憩をはさむ2部構成。

長いっ!!
でも、長く感じない面白さ。
今まで、いくつも演劇を映像にしたものを観てきたけど・・・
そのどれとも違う迫力と臨場感とドキドキと感動。
大きいスクリーンだからっていうんじゃなく、魅せ方が違う。
17台のカメラで撮ると、こんなにも迫力が伝わるのか!って思った。
「映画を観た」っていうより、やっぱり「お芝居を観てきた」っていう充実感。


以下、ネタバレてないつもりだけど、ネタバレてたらごめんあそばせ・・・(汗)


サジ・・・謎めいていて、強くて、かっこいいー!!
「殺すぞ」とか笑顔で言っちゃうし、「友情」って言葉が全然似合わないし、
何考えてるかわからないけど、何か企んでるのは確かな感じだし、
自分の一族を皆殺しにしたっていうし、軽やかな身のこなしで、
爽やかな笑顔ですっごく楽しそうに人を殺すし・・・
かなり危険な男なんだけど・・・でも、好きだー!!(ぉい)
もー・・・どんだけ悪いヤツ好きなんだよ、私ったら!(笑)


粟根さんと山内さん・・・悪っ!憎たらしいっ!!
・・・あれ?「好きー!」ってならないってことは、悪いヤツ好きってわけじゃないのか。(今さら)
あぁ!堺さんが好きだから、サジも好きなんだわ♪(ぉい・・・)


けど、粟根さんはお父さんに振り回されてるのが良かったし、
山内さんは困ってる時とか可愛くて、なんか憎めなくなっちゃったり(笑)
いや、でも・・・やっぱり、粟根さんはヒドイかな。裏切り者!
でも・・・悪い人たちだったけど、笑っちゃう家族関係だったりしたけど、
夫婦愛があって、親子の愛もあったんだってわかって、ちょっと感動。

そして、復讐は復讐の連鎖を呼ぶんだなぁ・・・って、むなしくなった。

・・・で。
そーだ、アイツめ。すっかり騙されてたわ。
優しそうな、賢そうな、そんな雰囲気だったのに・・・
親子愛も何もない、ちょー悪いヤツ!!むきーっ!!憎たらしい!!!
そういえば・・・調部、言ってたもんね。うっかり忘れてたわ。
よくよく考えてみたら、コイツがこんな謀さえしなかったら・・・
こんなことにはならなかったのに。むぅぅ~~・・・


殺陣のシーン、すごい!!
迫力があって、ドキドキしちゃう。

サジったら楽々としていて、ほんっと強い。圧倒される。
早乙女さんは、こんなのを一度観ただけで覚えちゃうのか~・・・とか思ったりも。

方白かたしろ・・・美しかったなぁ。
流し目が・・・ヤバいね。色っぽい!!


美古都は、ほんと、強くなった。
最初は、ただの女(ただの・・・っていうと、語弊があるかもだけど)なのに、
最後にはちゃんと、役割を全うする強さを持ってた。


土門は、素直で真っ直ぐ過ぎたんだなぁ・・・
裏切られたあの瞬間から、ずっと心が囚われてしまった。
監獄島を脱出しても、復讐を遂げても、ずっと。

切なかったけど、良いラストだった。


*

ゲキ×シネ・・・良かった。素晴らしいっ!!
実際に舞台を観て、ゲキ×シネを観たら、もっと楽しめると思われる。

ということで、チケット取るのが大変そうだけど・・・
今度は、劇団☆新感線の舞台を観に行きたーい!!
で、しばらくしてゲキ×シネ版を観るのだ♪(←気が早い(笑))
by さや | by SAYA-PEA | 2010-07-27 23:13 | 映画★MOVIE |

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