人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大停電の夜に

これもクリスマスの映画だった・・・
大停電の夜に(2005年)を観た。

【監督】源孝志
【脚本】カリュアード(源孝志/相沢友子)

【出演】
豊川悦司 田口トモロオ 原田知世 吉川晃司 寺島しのぶ 井川遥
阿部力 本郷奏多 香椎由宇 田畑智子 淡島千景 宇津井健 ほか

【STORY】
街がいちばん華やぐクリスマス・イブの夜、首都圏が大停電に見舞われた。
突然の闇に驚く人々・・・彼らにとって特別な一夜が始まる。
過去にとらわれているバーのマスター、不倫の恋に迷うサラリーマン、
生きる希望を失いかけた人気モデル、結婚によって心の平穏を求めた妊婦、
長年連れ添った夫に秘密を持つ老女、遠く離れた恋人に想いをはせる青年など、
暗闇の中で自分を見つめ直す12人の男女を描いたロマンチックな群像劇。




 
出演者が、なかなかに豪華・・・
トヨエツが出てる!ってイメージしかなかったから、
奏多くんや香椎由宇が出てきたときは、おぉ・・・若者たちも?!って思い、
宇津井さんが出てきたときは、おぉ・・・大御所!と。

みんな、行くべきところ、戻るべきところ、進むべきところに。
そんな結末で、穏やかな気分で観てられる映画だった。

基本的に、浮気男は、断固としてキライなのだが・・・
違うところのつながりでイイ人に思えて、「妻に捨てられなくて良かったね」
とか、思ったりも。

トヨエツと吉川さんは、それぞれ違った魅力でカッコイイ。
そんなに想われる女性が、ちょっと羨ましい。

宇津井さんは優しい。私も、妻の告白を聞いたときは
「そんな話、聞きたくもない。一生心にとどめて置けよ!」ぐらいに
思ったけど(いや、今でも言わなくても良かったんじゃないかと思うけど)
最後に許してあげるんだもん。
妻は救われた・・・と思う。


この映画を観たら、たまには電気のつかない日も良いかも・・・と思った。
まぁ、実際は激しく困って、こんな素敵な夜は過ごせない自信があるけど。
だいたい・・・外出先で停電に見舞われたら、おうちに帰ってこれないと思うし。
おうちに居たとしても、懐中電灯もロウソクもないってことに思い当たったし。
最初は「懐中電灯、準備しなきゃ!」って思ったんだけど・・・
あのロウソクの灯りの優しさ、美しさを見てたら、「懐中電灯じゃなく、ロウソク!」
って思いなおした。(ちょっと火事の心配はあるけれど・・・)
by さや | by SAYA-PEA | 2009-12-27 02:40 | おうちで映画。 |

<< アンナと王様 月キュンとJIN >>