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鉄人28号

「ミッドナイトステージ館」で、

鉄人28号
 @2009年1月 天王洲銀河劇場


を。

 
【原作】横山光輝
【脚本・演出】押井守

【出演】
南果歩、池田成志、ダイアモンド☆ユカイ、サンプラザ中野くん、田鍋謙一郎
藤木義勝、載寧龍二、永田彬、小野健斗、吉田友一、鈴木雄貴 ほか

時は、1964年、東京オリンピック前夜。鉄人28号の生みの親・敷島博士、
そして鉄人を唯一操縦することの出来る少年・金田正太郎。
2人は鉄人、そしてそれを生み出した科学こそが正義であると信じていた。
そんなある日…。2人をテロリスト集団“人狼党”が襲う。正太郎、敷島博士、
人狼党党首、犬走一直。それぞれが抱く想いが怪しく交錯する…。
太平洋戦争末期に帝国陸軍の決戦兵器として開発され、戦後、今度は
民主主義の守護神として蘇った鉄人が、今、正義と悪の狭間で飛び立つ。
果たして、正太郎、そして鉄人の運命やいかに!




 
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原作がどんな内容か知らないけど・・・
かなり違った内容になってるんじゃないかと思った。
鉄人、全然活躍しないし。。。(・・・まぁ、サイズ的に動かせないだろうけど(汗))

そして、予想外にミュージカルな感じ! 歌で始まった!!
全体的に、音楽が壮大で良かったし☆

あと、歌が分かりやすくて良かったかも♪ ・・・字幕もついてたし(笑)
「有明フェリータ~犬走一直のテーマ」がお気に入り♪
“ちりばめた 任侠沙汰”と“あきためた 四十肩”・・・韻を踏んでる(笑)


でも、テロリスト集団“人狼党”の党首・犬走一直(ダイアモンド☆ユカイ)が
ワタシ的には全然悪党じゃない!!
(※ダイアモンドとユカイの間は、ほんとは☆じゃなくて、六芒星・・・)

なんなら、大塚署長(サンプラザ中野くん)とかの方が悪い気がする・・・
だって、野犬とかをとにかく捉まえて、殺そうとするし、
ただの立喰士(・・・って、そもそも何?)のケツネコロッケのお銀(南果歩・二役)を
“女狐”呼ばわりして、捉まえようとするんだもん。ヒドイ!!

人狼党は、それを救ってるんだから・・・いい人たちじゃない?
・・・なぜ悪なのかがわからん。

「何が正義で、何が悪なのか?」
・・・このフレーズを聞くと、映画MW -ムウ-』を思い出すよ(笑)
まぁ、敷島博士とか大塚署長たちが悪だとも思わないけど、
人狼党も決して悪じゃないと思うのよね。


てか、有明フェリータ!
「東京最後の野犬」って言ってるけどさ・・・
他にもいっぱい居たじゃん、野犬。 なんで「最後の」なんだ??


てかてか、大塚署長!
・・・ブルーインパルスが飛ばなかったって、その程度の失態で、
警視総監のクビが飛んだり、内閣が総辞職に追い込まれたりするか?
そりゃぁ、しょぼーい開幕になるかもしれないけど、
そこまで深刻じゃないと思いますが・・・?(汗)

あと、燃料足りないのに、時間に間に合わなくなるからって・・・
出発させるか?普通・・・
それってもはや、特攻隊と同じじゃないかー!


なんか、イロイロと疑問が沸き起こる舞台だった。
結末も、私の想像力が足りないのか・・・よくわからなかったし(汗)
あの女の人・・・誰? (あ。南果歩さんだってのはモチロン承知しておりますが)

まぁ・・・面白かったけど、そうでもなかったような気も。。。
きっと、私には押井ワールドが難解すぎるのだ。
スカイクロラの時も、感想は「難解だ・・・」だったもん(汗笑)
by さや | by SAYA-PEA | 2009-08-29 14:39 | エンタメ(*≧∇≦)b |

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