朗読『宮沢賢治が伝えること』

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シス・カンパニー公演
朗読
『宮沢賢治が伝えること』









2012.5.15 TUE
 18:30 開場
 19:00 開演

世田谷パブリックシアター



【演出】栗山民也
【CAST】麻実れい 野村萬斎 段田安則

萬斎さんの出演する回を観ようと思ってて、男性は毎回段田さんと一緒だから、
女性で選んだこの回。
麻実さんは映像でしか観たことないから、観てみたいと思って。
(黒木さんも観たことないけど・・・まぁ、よしとして(ぇ?))

以下、ネタバレてますのでご注意ください。




 
約1時間と上演時間は短いけれど、充実。


「注文の多い料理店」は、読んだことがあると思うけど結末忘れてた。
そして、本で読んでいたときよりも、朗読で聞く方が面白いって思った。
声色と、表情と、観て聴いて、思わずププッて。
あと、文章も映し出されるので、絶妙だなぁ・・・って感心したり。
あらためて、その魅力に気付いたって感じです。はい。


「よだかの星」も読んだ・・・はず。
麻実さんの声が、ステキだった。感情移入しちゃう。
叫んでる時なんて、切なくて切なくて。
弟に会いに行ったトコも切なくて。


「永訣の朝」は、教科書・・・かな? 一応、読んだことはあったはず。
妹のセリフを、唯一の女性である麻実さんじゃなく、段田さんが言うって意外。
でも、あの独特のフレーズを何度も聴いてるうち、あぁコレがいいんだなぁ・・・
って、キャスティングに納得した。


「雨ニモマケズ」は、とても有名。これは萬斎さんの一人朗読。
なんだろ、とてもグッときたんだよねぇ。
「日本語であそぼ」で、ご当地言葉で喋ってるのはステキだけど、
萬斎さんの「雨ニモマケズ」みたいな「グッ」はなかったなぁ。(「グッ」て何)


星めぐりの歌・・・泣いた。
・・・歌の前に、すでに胸にこみ上げるものが。
暗転して、上のほうのセットが動いてるのがわかったのだけれども・・・

満天の星空。

まさか、劇場の中で、満天の星空を観れるとは思わなかった。
東京でも、地元でも、こんなにたくさんの星は見えないだろう。
でも、震災直後の真っ暗な夜は、星がいっぱい見えたのかな。

星空で胸がいっぱいになっちゃったトコに、美しい声と音色で「星めぐりの歌」。
涙がこぼれちゃった。

世田谷パブリックシアターすごいなぁ。
劇場の天井は青空だし、今日はこんな美しい星空も見せてくれたし・・・素敵。
と、しみじみ思いながら帰るほど、とても感動したのです。


“言葉の力・人間の声”には無限のエネルギーがある・・・
というのを納得、実感した朗読だったなぁ。
プログラムの一部のことしか書かなかったけど、それぞれ良かったもの。
「読む」もいいけど、「聴く」もまた違った感動があって良い。素敵。

別の組み合わせには、また別の感動があるんだろうなぁ。
そして、歌声も音楽も素晴らしかった。

んー。よかった。素晴らしい舞台だった。



<プログラム>
注文の多い料理店 序
春と修羅 序
林と思想
注文の多い料理店
何と云はれても
よだかの星
春と修羅(mental sketch modified)
短歌
永訣の朝
短歌
星めぐりの歌
短歌
雨ニモマケズ
稲作挿話
「ボラーノの広場」より
報告
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by さや | by SAYA-PEA | 2012-05-18 04:33 | エンタメ(*≧∇≦)b | Comments(0) |

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