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パレード

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パレード

この部屋に居たければ、
 笑っていればいい。





2012.1.24 TUE
 18:30 開場
 19:00 開演

銀河劇場



【原作】吉田修一「パレード」(幻冬舎文庫)
【脚本】蓬莱竜太
【演出】行定勲

【CAST】
山本裕典 本仮屋ユイカ 原田夏希 竹内寿 福士誠治

【STORY】
都内の2LDKマンションでルームシェアをしている、年齢も職業も異なる4人の若者たち。先輩の彼女に恋する大学3年生の良介、若手人気俳優と自称熱愛中で無職の琴美、イラストレーター兼雑貨屋店員の不思議女子未来、映画会社勤務の几帳面な直輝。それぞれがそれぞれの何かを抱えながらも干渉せず、過ぎてゆく毎日。そんな4人の部屋にある朝、サトルが現れる。サトルは、公園で男娼しているところを酔った未来に声をかけられてついてきた男の子だった。なんとなく一緒に住むことになったサトル。折りしも近所で女性を狙った連続暴行事件が起こり始める一方、4人がそれぞれに抱えていた問題も露呈し始める。流れるように過ぎていた4人の毎日が少しずつ変わり始める・・・。
暴行事件の真犯人とは!?そして、その結末を知った5人の選択とは!!!




 
原作も映画も観てない状態で舞台。
気になってたけど、結局映画は観に行かなかったんだよね~・・・

なんか・・・いやーな感じね。こわい(汗)
一緒に生活してるのに、仲良くしている風なのに、向き合ってはいない関係。
一定の距離を保つのは良いと思うんだけど、そういうのとはなんか違う気がして。

あんまりうまく人間関係を構築できない私が言うのもなんだけど、
上辺だけ取り繕ってるだけの関係を守り続ける必要ってあるのかなぁ?
やっぱり、ルームシェアとか・・・ムリ!!って思った。

特に誰にも感情移入とかなかった。
でも、誰が一番マトモなのかっていうのを考えて観てた。

琴美と未来は、一度もそう思えず。抱えてるもの・・・私は全く理解できない(汗)
良介は・・・謎。まともなようでいて、そーでもないような。
直輝が一番マトモかな?って思ったけど、最終的にあんな事になって違う。
サトルは登場してスグに「この人コワイ・・・」と、底知れぬ恐怖を感じたんだけど、
もしかしたら、一番マトモだったような気がする。でも、コワイ。

原作や映画がどういう結末だったかは知らないけど、この結末に驚いた。
そして、モヤモヤ。どよーん。
ハッピーエンド・・・とまでいかなくても、少しでも希望が見えるラストを
期待してしまうのに、それすらもない。
どよよーーーん。

*

アフタートーク。
たまたまチケット取ってたこの日に、「アフタートーク決定!」と。
後から決まるアフタートークには、今まで当たったことないので、ラッキーでした。

出演:行定勲×福士誠治

福士さん・・・待たせる時間を短くしようと、髪がまだ乾いてないまま登場。
うむうむ。
やはり、黒木くん(のだめ)でも、宇佐見刑事(アリアドネ)でもないなぁ。(何)

監督語録。
「福士くん、声が良すぎ!」
「映画はOKテイクの繋がり」
「映画は監督のもの。舞台は役者のもの。」

まぁ、なんかイロイロお話してたんだけど(ぉい?)
観終わって、この、どんより暗ーい気持ちになるのは、
お芝居の狙いとしては正しいようなので、なんとなーく良かった。

イロイロ思い出そうとすると、暗~い気分になるので、もうこれ以上は書けない!

どよーん。

とにかく、「どよーん」なのだ(←めちゃくちゃな締め方だな(汗笑))
by さや | by SAYA-PEA | 2012-01-27 22:35 | エンタメ(*≧∇≦)b |

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