狂言劇場 その七

e0023247_07274.jpg狂言劇場 その七

Aプログラム “舞”
 小舞『七つ子』『暁』『鮒』
 『棒縛』(ぼうしばり)
 『MANSAI ボレロ』



友の会会員貸切公演


2011.12.3 SUN
 17:30 開場
 18:00 開演

世田谷パブリックシアター


【出演】
小舞 『七つ子』 高野和憲
小舞 『暁』 月崎晴夫
小舞 『鮒』 野村万作

『棒縛』
 太郎冠者:野村萬斎
 主:深田博治
 次郎冠者:石田幸雄

『MANSAI ボレロ』
 野村萬斎




 
*

友の会貸切公演!!
別に狙ってたわけじゃないんだけど、タイミングよく入会できたので、
今年の貸切公演に初参加♪

2階席最前列・・・
ちょっと遠いかな?って思ってたんだけど、行ってみてビックリ。
下手側1ケタ台の席番号だったのだけれども・・・近い!!(驚)

D列まで潰して、四角い能舞台がせり出してるから、ちょっと高い位置だけど、
柱がない「中正面」の最前列って感じで、とても観やすいし近い。


*

小舞は・・・よくわからなかった(汗)
事前に調べておくとか、パンフ読むとかしておけばよかったと後悔。
でも、よくわからないなりに、謡は好きだなぁ~・・・とか漠然と思ってた。

それにしても。
「鮒」ですが・・・(何)
当然、前の2つ同様わかりませんでしたが・・・(ぉい)
万作さんが舞い始めたら、全身鳥肌立った!!(驚)
意味がわからなくても、すごいことだけはわかるのか・・・


棒縛は、面白かった!大好き。
太郎冠者と次郎冠者コンビ、サイコー!(笑)
あの装束がかわいいし(ぇ?)
全部面白いけど・・・
太郎冠者がお酒を飲む方法に気づいた時の、あの仕草がたまらん。
「さでもさでも良い酒じゃ」

あと、縛られてるのに舞うところね(笑)
それぞれ、ちょっと前に観た小舞だって気付いて、「おぉっ!」と。
なるほど、なるほど。
アレがこうなるのね~(笑)


MANSAI ボレロ・・・素晴らしい。
3月の「MANSAI◎解体新書」を思い出して(エントリーしてない(汗))、
首藤さんとボレロのこと、いっぱい話していたもんな~・・・って。
あの時も、即興でボレロを舞っていたけれども、
今度はどんなボレロになるんだろう?って、すっごく楽しみだった。
貸切公演とか、そういうのを抜きにしても、ボレロを観たかったから、
絶対Aプロ観なきゃ!って思ったくらい。

真っ暗なところから始まって、徐々に光が射す。
この途中の段階で思ったのが、「2階席で良かった!」
(1階の後ろの方でも良かったかもしれないけど)
床に映る影も良くてねぇ・・・
装束が光を通すトコもあって、真っ黒な影じゃないんだ。なんだか神々しいの。

それにしても、とても贅沢な舞台の使い方・・・(笑)
本来の舞台は、ガラーンと何もない状態。
能舞台に光が行き渡ると、真っ暗な後ろの舞台にスモークが。
そして、さらに、奥の壁一面が光る!!
光に包まれる萬斎様は神々しい・・・

そして、あのラスト!!
あまりのかっこよさに息を飲んだよ。
拍手が一瞬遅れたよ。
もー、素晴らしいね(絶賛)

この後、抽選会やら萬斎さんのトークやらあるのに、鳴り止まぬ拍手。
いっぱい拍手すると手が痒くなるんだけど(←血行が良くなるから?)
私も、拍手し続けたもの。


*

休憩挟んで、抽選会。
・・・面白かった(笑)
友の会の会長と、司会の役員の方(?)が、いい感じに癒しキャラ。
残念ながら、抽選には当たらなかったけど十分楽しめた。

そして、萬斎さんのトーク。
・・・長い!(笑)
司会の方がいるでもなく、萬斎さんがお一人でお話をされていたんだけど・・・
持ち時間はとうに過ぎていたようで。
いっぱいお話を聞かせていただけて、とても贅沢で楽しいお時間でした。

内容はまぁ・・・・・
ちゃんと書こうとすると、また時間が掛かっちゃって、
いつの間にかボツることになったりするから、ほぼ割愛(汗)

ボレロの話だけ、ちょこっと。

この日の装束は、全身白だったんだけど、袴が赤の時もあるそうで・・・
「赤ボレロ」と「白ボレロ」で、ちょっと違うんだそう。
赤だと足元に視線が行くけど、白だとお顔に視線が行くらしい。
どっちも観たお客さん(?)によると。

で、赤だと、巫女さんみたい。とのこと。
見たかったなぁ。って残念に思ってたんだけど、パンフの表紙が赤ボレロだ。
でもまぁ、舞いも観たかったから、別な日も申し込めばよかったなぁって。
・・・けど、交互に着るわけでもなく、気分で赤か白に決めるらしいので、
どっちも観れるという保証はない・・・(汗笑)

まぁ、厳密には赤と白の2パターンということでもなく、
中の装束が白だったり金色(?)だったりするそうな。(この日は金。)

あと、この作品は、「海外に持って行きたい」「交響楽団とやりたい」とのこと。
そして、交響楽団とやるなら、あのラストは出来ないから(笑)また考える・・・と。


あとは・・・「サド公爵夫人」の話とか、「悟浄出世」とか中島敦のこととか。

「サド公爵夫人」のチラシは、なんと7種類あるそう!!
全員Ver.と、それぞれの顔アップVer.で、
渡されたチラシ束に織り込まれてた「蒼井優Ver.」と、
劇場内にあった「全員Ver.」の2種類はGET。
これ、全部集めるのは至難の業だな・・・(汗笑)


大満足の「狂言劇場 その七」友の会貸切公演でしたが・・・
「赤ボレロ」のAプロと、「悟浄出世」のBプロも観たい!チケット取れば良かった!
と、他の日のチケットも取らなかったことを後悔した日でもありました。

次の狂言劇場は、Aプロ、Bプロ両方観よう。(←気が早い)
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by さや | by SAYA-PEA | 2011-12-09 00:28 | エンタメ(*≧∇≦)b | Comments(2) |
Commented by いちプロ at 2011-12-09 17:18 x
萬斎さんのお父さんは野村万作さんでしたよね。そのお父さん、
つまり萬斎さんのお祖父さんは、六世の野村万蔵さん、
僕の子供の頃は、まだご健在で、NHKの狂言番組などで
よく見ました。昭和の大名人でした。
古い人なので、なかなか映像が無いのですが、
香川県の「名物 かまど」という和菓子の
CMに出演されているのをyoutubeに投稿されているのを
発見しました。風格のある風貌ですよ。

万蔵さんの十八番に「木六駄」というのがあって、
太郎冠者が雪のふりしきる中を、凍えながら荷物を
京まで運ぶ、その描写、万蔵さんが演じると、
本当に寒さが感じられるのですなあ。
Commented by SAYA-PEA at 2011-12-10 00:55
いちプロさん>
そうです。萬斎さんのお父さんが万作さん。
お祖父さんの万蔵さんは・・・たぶん、観たことないです。

>「名物 かまど」
YouTube観てみました。
万作さんに似ておられて(・・・逆か)ちょっとビックリしました。

>「木六駄」
あらすじ調べてみました。面白そうです。
いつか、萬斎さんの太郎冠者で観てみたいです。

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