劇作解体新書 ~小林賢太郎「TEXT」~

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劇作解体新書


小林賢太郎
「TEXT」

(ナビゲーター:土田英生)



2011.10.21 FRI
 18:30 開場
 19:00 開演

CBGKシブゲキ!!





 
さすが、小林賢太郎!!
って感じの大混雑で、すごかった。満席。
帰りにロビーの端に、キャリーバックをいくつか置かれてるのを見て、
遠方から駆けつけた方も多いんだなぁって、また「さすが、小林賢太郎!」と。

今回のテキスト・・・「TEXT」だけど、その中の「不透明な会話」だけ。
まず、冒頭で、その映像を観た。
面白い。

それから、賢太郎さん登場。
わほっ!ステキ♪ かっこいい!
ポツネンさんではない、小林賢太郎さんだわ♪(何)


前回同様、なんやかんやメモってるけど、なんとなく書く。
参加してない人には何のこっちゃ?なメモ。


この作品を選んだ理由は、
「構造がシンプルでコッチから言わせてもらうと説明しやすい」
「基本的なスキルがたくさん入っている」
とのこと。


土田さんから、ノープランで書き始めちゃう人(←土田さんw)もいますが、
完璧に計算されてるんですか?って質問。

台本より前に設計図があった。
信号の話は、本当にやりたいその後の透明人間の話のため。
不条理な理論を説得してしまうというルール説明。

ホストとゲストが入れ替わるところ・・・
「がっかりだ」のところで、ハサミで台本を切っちゃう。
それを帯みたいにつなげちゃう。
前半と後半を並べると、対応している。


「てんどん」「かぶせ」「角度替え」などなど、専門用語も。
「てんどん」は自分で調べよう!(笑)


たとえば・・・って言って、例をその場で考えてやってみてくれちゃうのが贅沢。
「ちょっと今考えます。」って、すぐに話してくれたのが面白いし、納得しちゃう。

「痛いの苦手なんだよね」

の、角度替えなんて、みんな「あぁ~!!」って頷きまくり。

黄金比率→123 124 1224 125
・・・なんのこっちゃわかりません(汗笑)


台本は設計図、稽古は建設、本番が「住む」ということ。
完成はない。


設計の段階で計算されつくされている。
芸術作品ではないと思っている。
僕にとっては商品。
わかる人にだけわかればいいって言うのなら、家でやってればいい。
劇場でお金を頂いて、スタッフとかにお金を払って、ちゃんと儲かって、
次の作品をつくれないと職業として成り立たない。

ほぼ機能美だけの塊になったのが「TEXT」
機能美だけだと息が詰まる。
お客さんが・・・ではなく、「やってて楽しくない」って(笑)


「不透明な会話」の企画書を書くとしたら、「コントの振りをした座ってやる漫才」。

ほかのコントと構造がかぶらないようにする。
1個を作っているようで全体を作っている。

全体との絡み方の納得させられ方が半端ない。その辺がニクい。
・・・とか、土田さんが言った時の賢太郎さんの満面の笑みったらもう!
もーーーー!!!(何)

「無駄なセリフに見える」って土田さん。
「そういう振りをしてます」サラッと賢太郎さん。
「・・・振りをどう・・・?」心底理解できない風の土田さん(笑)

この二人、まったく違うのが面白い(笑)
でも、土田さんの気持ちは理解できる。
賢太郎さんスゴすぎるもの(感心)


「『銀河鉄道の夜のような夜』の最後は、その前のとかかってるんでしょ?」

「同じ効果音でセパレートしてる。」

「考えてのことでしょ?(興奮気味)」

「この透明人間ってのも、見えないカネムラにかかってるんでしょ?」

「よく気付きましたね。」

土田さん面白いなぁ・・・(笑)


お客さんの感受性を信用している。
説明すらもメタファーになったら芸術性が上がるんじゃないか。


「条例」の話。
あれはあそこから書いた。


お客さんの中で完成させる方を選んだ。

そのつもりでやると、アンケートに「わからない」って書かれるから、
もうちょっと説明しようかな?ってなっちゃう。

難しい方に手を出した方が誰も到達してないところに行けるんじゃないかと。

・・・ふぉっ!賢太郎さん、かっこえぇ~!!


読み物として面白いものであることが台本の責任。
それを大の大人2人が声に出して言うのが、
ちゃんと面白さの上乗せになってないといけない。


「締切りは守る。」

「本番前に書き足すってことはない?
プラスの作業ですもんね、追いつくためではないですもんね?」

「達成度を上げるために。」

・・・んー。スゴすぎる。


自分が何を好きかをはっきりさせる。
何になりたいか。

同じものを2つを並べる。
で、どっちの方が好きかを選ぶ。そして、その理由を言葉にしてみる。

何が嫌いかを明確にすると前に進めなくなっちゃう。
「何が好きか」を選ぶことが大切。


「自分のなんとなく」を信用できない。


ホスト・ゲスト。
ホスト側は話題を発信できない。

「だったら証明してみろよ」と言わせるため。


「iPhoneくらいの大きさの付箋に書いたアイディアが壁いっぱい。」
「俺なんて「なまけるな」くらいしかないよ。」
「でも、5年くらい貼りっぱなしのアイディアがあります。」

【パイレーツカリビアンのDVDは全部海賊版】
【仮面ライダーのバッタモン】

!!!(笑)

映像化されたときに「あの頃のものか」って思われるのがイヤ。


「だいたいわかるだろ」
は、稽古場で生まれたセリフ。


「スーパージョッキー」は、僕の休憩時間(笑)


「銀河鉄道の夜のような夜」は最後に作った。
でも、タイトルは一番最初に決めていた。

宮沢賢治を教科書にして書いたらどうなるか。
コントのお手本(教科書)となるものと書きたかった。(不透明な会話)
この二つでタイトルが「TEXT」になった。


スランプは?
「ないです」(キッパリ)
おぉ~~!!!


面白いと感じたコトを忘れないコツは?
「メモ!」


コントを作るときに、これだけは!というこだわりはありますか?
「人を傷つけてないか。」
ある人から見たら失礼かなっていうのを、厳しめにチェックしている。
おぉ~・・・さすが。


演者と演出家の切り替えは意図的。


・・・まとまらないままにダラダラ書きすぎた。
でも、まとめようとすると、絶対書けなくなるから・・・
ボツにしないためには仕方ない(正当化)



今後のこと。
K.K.P.の一人芝居。

約束はできないけど、やってみたいこと。
ラーメンズの台本を、伏線、アテ書き全部を削除して
「A」「B」に置き換えて、誰でもできる作品にしたら欲しい人がいるんじゃないかと。

「欲しい」
・・・土田さん(笑)

マスターピースまでいくんじゃないか。
公式とかパターンを生めるんじゃないか。

・・・おぉ~。すげー。かっけー。


予定の2時間を過ぎちゃって、名残惜しくも終了。
で。

最後の、同業者、同業者になろうと思ってる人宛のメッセージがシビれた。

小林賢太郎がこう言ってたから、私もそうしよう!というのは間違ってる。
小林賢太郎の場合はこうなんだ。
自分だったらこうなんだって考えるきっかけにしてほしい。
僕は触媒として立っている。
みなさんは僕の弟子じゃない。
1対1のアーティストなんだから、自分のことは自分で考えて。
ただ、僕が言ったことがヒントになったら、そんな光栄なことはない。


ふえぇぇ~・・・かっけー!シビれる。
なんだ、この人。カッコ良すぎて倒れそうだ!!


んで、その後の土田さん・・・

「僕は小林賢太郎の弟子だと思ってますけど(笑)」

面白い。
土田さんがナビゲーターで良かった。
聞きたいトコ、ちゃんと聞いてくれてるし、思いつかなかったことも聞いてくれる。


*

「不透明な会話」以外の「TEXT」の話題が多くて・・・
でも、実は私、観たことなくて、気になって気になって・・・
買いましたとも!!(笑)
そして、観ましたとも!!

なんか、イロイロ納得。
で、いっぱい笑った。

ラーメンズ・・・いつか劇場で観たい。
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by さや | by SAYA-PEA | 2011-10-31 00:01 | エンタメ(*≧∇≦)b |

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