ギルバート・グレイプ

e0023247_23233424.jpgギルバート・
    グレイプ



言葉にならない言葉が、
もうひとりの登場人物になる。




2011.2.1 TUE
 18:30 開場
 19:00 開演

グローブ座


【脚本・演出】G2
【原作】“What's Eating Gilbert Grape”ピーター・ヘッジズ著

【CAST】
丸山隆平(関ジャニ∞) 中尾明慶 黒川智花 伊藤裕子 三上市朗
菅原永二 浜田信也 入来茉里 吉本菜穂子 加納幸和 寿ひずる

【STORY】
生まれてから24年、時代の流れに取り残されたような田舎町エンドーラを出たことがない青年ギルバート(丸山隆平)。
彼は知的障害を持つ弟アーニー(中尾明慶)、過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見ている。
責任感ゆえに家族のしがらみから逃れられず身動きのとれないギルバートの前に、ある日トレーラー・ハウスで旅を続ける不思議な少女ベッキー(黒川智花)が
現れる・・・。




 
*

関ジャニの丸山くん主演の舞台、観てきた。
・・・お目当ては菅原さんなのだが(笑)

なんか・・・
んーーーーー。
これと言って感想が思いつかない(汗)
いや、別につまらなかったわけじゃないんだけど・・・
なんか・・・なんかなのだ。(何?)
若干わけがわからないというか・・・
わかる気がするんだけど、わかってない気もする。
周りですすり泣く声が聞こえてきて、なぜ泣くのかが理解できないあたり・・・
どーも、私には合わないということだったのだろう。

ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオの映画版も観てみよう。
こっちも同様な感想だったら、残念ながら原作と私が合わないのだろう・・・

とはいえ、せっかく観たので、ネタバレつつちょこちょこと。


長編舞台。
グローブ座で休憩はさむ舞台って・・・初めてかも。
長いけど、飽きたりはしない。
・・・そう。
ちゃんとずっと観ていられるのだから、つまらないわけじゃないんだよなぁ・・・

閉塞感いっぱいのお話かな・・・ってくらいで、どんな話か知らないで観劇。
ギルバートが丸ちゃんってことしか知らず。
予想通りのシリアスモードで、普段テレビで観る面白い丸ちゃんは・・・いない。
膨大なセリフ。

菅原さんが、ギルバートの親友のタッカー。(←意外と出番の多い役でビックリ(ぉい))
いい加減だけど、なかなかいいヤツ。数少ない笑いの部分。

中尾くんが、知恵おくれの弟・アーニー。
仕方がないことなんだけど・・・イライラする。

姉は、優しく穏やかだけど・・・やっぱりなんかイライラする。
妹は、生意気でムカつく。・・・まぁ、意外とイイトコはあるんだけど。
母は、何もしないくせに威圧的で嫌い。理由はどうあれ・・・好きになれず。

こんな家族に囲まれる日々。
憂さ晴らしが出来るような、楽しいことも全然ない日々。
逃げたい。
すべてを投げ出して逃げたい。
でも、自分が居なくなったら、家族は生きていけないと思うと、そうもいかない。
あぁ・・・イライラ。悶々。

父はなぜ自殺してしまったのか?
死んじゃった人にこんなこというのも何だけど・・・
あんたのせいで、家族の人生メチャクチャだよ!
まったく・・・なんで死んじゃうかねぇ・・・・・

ギルバートは優しい。
いや、登場人物のほとんどは優しい人だ。
みんな、いろいろ気にかけてくれるし、優しくしてくれる。
・・・アーニーには特に。

ギルバートは孤独だ。
たくさんの人と関わっているのに、ちゃんと理解してくれている人はいない。
ベッキーとの出会いが救いだった。

ベッキーって・・・何者かね?
なんでイロイロわかっちゃってるんだろう?

*

演出がなかなか面白いなぁ。

セリフとは別に字幕があって、心情をわかりやすくしてくれる。
「うれしそうにするな」(・・・だったかな?)っていうトコが好き。

あと、布。
“コンタクトレンズのように”湾曲した床(天井)の表現に、なるほどなぁ・・・って。

水はかなり豪快。
「水槽」の水だけど、結構すごい。
お風呂になったり、プールになったり、川になったり。
川が一番衝撃的だったな。
伊藤さんがバッシャーン!って飛び込んで溺れる・・・(滝汗)
おぉ・・・まさか、そんなことするとは思わなかったから、かなりビックリよ。

ギルバートとアーニーの激しいシーン。
水を含んだジャケットを無理矢理脱がせ、投げ捨てる。
この時の水しぶきが、なんだかとても印象的。

本物の火。
バースデーケーキのロウソクの火・・・本物。
クライマックスの炎・・・本物。
なかなかやるな(誰?)
最近は、タバコでも電子タバコを使って本物の火は使わないことも多いのに。

しかし・・・あのラスト、下手すりゃ逮捕されるよね(汗)
いや、あれが最善の方法だとは思うけど・・・でも、捕まるよね(←しつこい)
すべてがちょっとずつ良い方向に進み始めた、特別な日の最後の出来事。
ああすることによって、完全に開放されたんだよね。
未来に向かって。

てか、学校を燃やすイベントって何よ?
訓練とか、客寄せとか、そんな名目つけたって・・・物騒すぎない?(汗)
怖いよ。燃やすとかって。

*

さらに細かいこと。

ギルバートが学校の黒板に描いたタッカー・・・似てる!(笑)

ランスを追いかける子供な菅原さん・・・(笑)
ラムソンさんを「サムソンさん!」とか、「ラブソングさん!」とか、
「村長さん!」とか・・・なぜか、しゃくれながら似てないモノマネしつつ(爆)

ランスとギルバートのランチ・・・ポテトやらハンバーガー、本物。
本物志向だぁねぇ。

ギルバートの妹をデートに誘ったタッカー・・・
「気持ち悪いわ!」
と一刀両断! ・・・断り方がヒドイ!(爆)
そして、ギルバートに「オレって気持ち悪いのか?」と問いかけると・・・
「目を逸らすなー!!」(爆)
ギルバート・・・真面目な顔して、なかなかわかってるじゃないの~!(笑)

タッカー、いいヤツ♪(←ひいき目?)
ギルバートが泣いてると、ハンカチを探し・・・たけど、持ってないからって、
自分が着ているエプロンを差し出すなんて。いいヤツだわよ♪

*

丸ちゃんはカーテンコールでも、いつもの明るい笑顔ではなく微笑み程度。
んー。最後までギルバートだ。

2回目3回目は、スタンディングオベーションでステージ見えず(汗)
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by さや | by SAYA-PEA | 2011-02-03 03:49 | エンタメ(*≧∇≦)b |

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