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現代能楽集Ⅴ

現代能楽集Ⅴ_e0023247_132128.jpg現代能楽集Ⅴ
「春独丸」
「俊寛さん」
「愛の鼓動」


能「弱法師よろぼし」「俊寛」「綾の鼓」より




2010.11.20 SAT
 18:30 開場
 19:00 開演

シアタートラム


【企画・監修】野村萬斎
【作】川村毅
【演出】倉持裕
【振付】小野寺修二

【CAST】岡本健一 久世星佳 ベンガル 西田尚美
      小須田康人 玉置孝匡 粕谷吉洋 麻生絵里子 高尾祥子



初シアタートラム。
思っていたより広いし、傾斜があって、後ろの方でも観やすいかも。
ちょっと・・・気に入った。

で、2列目。近い。ふふふ♪(嬉)

3部作、2幕構成。
「春独丸」「俊寛さん」やって、休憩挟んで、「愛の鼓動」。

以下、思いっきりネタバレしてますのでご注意くださいませ。
倉持さんとか、観に行った高鹿さんとか、ちゃんとヒミツにしてる「とある演出」も、
どんなんだったかバッチリ書いちゃってますので・・・
観に行ってからビックリしたい方は、読まないほうが良いですよ。。。

まぁ、ストーリー展開自体は、いつものごとくボキャブラリーがないので
表現できず、ポロポロと意味不明な言葉が並ぶだけなんですが・・・(汗)




 
「春独丸」

母親(久世さん)の衣装がかわいい。
マトリョーシカっぽい。
後に、服の構造がわかって、感心。にゃるほど。
チラシのスカートも、カラフルで良い。

窓から見える光景と、目のシルエットが、冒頭部分で印象的だった。

春独丸(岡本健一さん)登場。
結構衝撃。
目・・・開けないのかな?
あ、足がっ!!
・・・とか。

チラシで出来たジャケット。ビンのふた(?)のボタン。かわいい。
・・・カラフルなのが好きなだけ?私の「かわいい」。

激動の人生。
テレビ・・・ビックリ。スプーン曲げはともかく、時計が狂うのにはドキッ!

しかし・・・まさか、歌手になるとは!(笑)
ギター弾くとこ見て、「嗚呼・・・男闘呼組・・・・・」とか思って(ぉい)
・・・アコギだったけど。
床に穴が開いて、マイクを持って立ち上がり、その穴の前に立った時・・・
これからどーするのかと思ったら・・・・・

風!(笑)

風を受けて歌ってた!!
やるぅ~~!!(笑)
ナイス演出!!(←ツボった)
あと、ピック投げた!まさにライブだわ~♪♪

まぁ、その後イロイロありまして・・・(ぉい?)

牢屋の表現が良かった。
「ストーカー」呼ばわりも笑っちゃったし。

桜吹雪の中、踊る岡本健一・・・良かった。
上から桜が舞い降り、着地した桜を舞い上げ、引き込まれる。

桜。

・・・美しい。

桜は、ちゃんと花びらの形だし。いっぱいだし。
・・・豪華だなぁ・・・なんて、思っちゃったりなんかも。
でも、次の話との間には休憩がないのに、
この桜・・・どうするんだろう?って思ってた。

・・・ら。
にゃるほど~。そうきたか。そうなるか!(感心)


「俊寛さん」

砂浜。
ボロボロの衣装をまとう成経殿(玉置さん)と康頼殿(粕谷さん)・・・
・・・面白い!
時々、動きや口調が狂言なのもステキ♪(笑)

タマゴは・・・ゆで卵もスクランブルエッグも良いけど、私は玉子焼き派。
タコ・・・すごい吸着力。
俊寛さん(小須田さん)・・・それじゃ、いつまで経っても取れません!(爆)

それにしても、俊寛さん・・・
髪切って、ひげ剃って、スーツ着たら・・・さっきまでと全然違う!!(驚)

そして。
通路側のお席だったんだけれども・・・
真横を船が通った!(笑)

ベンガルさん・・・ナイスキャラ!!
あの口調、とても好き“なのよね”・・・(笑)

で、卵ぐちゃ・・・(汗)
なんとなーく予想していたくせに、思わず声をあげそうになっちゃった。

内腿からピストル!(笑)
つか、ロバート??(謎)

ウミガメ・・・
最後、驚きの告白。


休憩。
前方に現れたスタッフさん、桜を拾うのかと思いきや、どうも違う・・・
何かを探してる?!
・・・あ。さっきのピックか??
にゃるほど。
ちなみに、桜・・・掃除機で吸い取られてた・・・・・

ロビーでメールを送ったりなんかして、戻ったら・・・すごい!
セットに驚いちゃった。

水?!
ステージの前方の床が取り外され(←多分。見てないからわからんけど(汗))
水槽になっていて・・・白っぽい水が。

・・・で。
始まって更にビックリ。


「愛の鼓動」

が降ってきた!
しとしと・・・
映像でも、音でもなく、本物の水が天井から。

??
・・・!!!
なるほどっ!!
1幕の時、ごくごくたまーーに、上から水が落ちてきてて・・・
こんな演出あると思ってないから、「気のせい?」とか、「汗?」とか、思ってて。
すごーく不思議だったんだけど、これだったのか!!


雨が降る、その向こう側にあるのは、どこかのBar ・・・

空のコップじゃなく、ちゃんと液体。ボトルからも琥珀色の液体。
まぁ、本物のウイスキーじゃないだろうけど。 ちゃんと飲んでる!って思って。
あ。机が、さっきまで壁だったところだ!
・・・そんな余計なことばっか見ててスミマセン(汗)

途中、西田さんが踊るシーンがあるんだけど・・・
とっても、小野寺さん!!(←意味不明な表現でスミマセン(再び))
踊り始めてすぐ、「この感じ・・・知ってる!」って思って。
それから、そういえば振付けは小野寺修二さんだったなぁ・・・って思い出した。
すーっかり忘れてたのに、振付け見て「小野寺さんだ!」って気付くって・・・
我ながら、なかなかやるなっ!(爆)

不思議で、ちょっと怖くて、やっぱり不思議なお話。
死刑囚と、死刑執行人(看守)・・・
執行するシーンは怖かった。
ビクッて、小さく飛び上がっちゃった。

絵で結びついた二人。
光が強すぎる彼岸。モネの睡蓮。

生まれ変わり・・・?
憑依・・・?
なんか、とても不思議なラストだったなぁ。

そして、幻想的な光景。
愛の鼓動とともに、水面に睡蓮が現れる。


3作とも全然違う雰囲気で、美しくあり、不思議であり、怖くもあり、面白くもあり、
なんだかとっても気に入りました。
とっても良いと思いました。

・・・で。
うっかり、千秋楽のチケット買っちゃいました!(笑)

ただでさえギュウギュウのスケジュールなのに、行っちゃいますよ。
そのくらい、なんだかとても、心奪われる舞台でしたのよ。

2列目、近くて、とても良かったから大満足なんだけど、
後ろの方から観たら、どんな感じなのかしら?って気になって。
回を重ねてゆくと、どういう風になるのかが気になって。
前の方の席が選べる日じゃなくて、役者さんのポストトークがある日じゃなくて、
後ろ方の1つしか席が空いてなかった千秋楽。

リピーター特別チケット、万歳!!(笑)
(↑なんと、2500円引き!リピーターに優しいのぉ~♪♪(感謝))


*

ポストトーク。

この日は終演後、
演出・倉持裕さん、劇作・川村毅さん、芸術監督・野村萬斎さん
のポストトークあり。
・・・なかなかに面白い。
みんな、個性的(笑)

萬斎さん、かっこいい!(ぉい?)
途中、目が合って(・・・多分、気のせいじゃないよ。あの距離であの位置なら。)
あまりの目力に、思わず目をそらしてしまったよ・・・もったいない!(笑)
心の準備が出来てなかった・・・・・無念。

トークは・・・
もうここまででムダに長いから、面白いと思ったトコだけピックアップ。
(・・・と言っても、長くなりそうな予感(汗笑))


・・・・・・・
と、ここまでなら月曜日には書き終わっていたのですが・・・
ポストトーク部分をあれこれ書きたいと思ったら、なかなか進まず・・・
もう千秋楽までちょっとしかないから、途中までだけど、とりあえずエントリー。
もう一回観に行くとごっちゃになるかもしれないし。

あとで、書きます。ポストトーク。
追記します。
by さや | by SAYA-PEA | 2010-11-26 07:20 | エンタメ(*≧∇≦)b |

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